避妊薬の避妊効果率について

避妊薬といえば、現在では吐き気などの強烈な副作用をもたらす可能性がある卵胞ホルモンの分量をできるだけ少なくしたタイプの低用量ピルとよばれるものが主流となっています。この避妊薬がはたして服用したときにどれほどの避妊効果があるのかは、誰しも関心のあるところでしょう。世の中にはさまざまな避妊方法があるなかで、そうした方法を採用したときに失敗する確率を示したデータがあります。
たとえば、わが国では7割から8割のカップルが避妊方法として選択しているコンドームによる方法は、使い方にあやまりがなく、理想的な環境で使用されていたとしても、3パーセントほどの失敗率、要するに望まない妊娠をしてしまう確率があるといいます。さらにごく一般な使用方法の場合には、実に15パーセント近い失敗率があるといわれており、この方法が広く使われているからといって、万能ではないということがわかります。
いっぽうの避妊薬はどうかといえば、理想的な環境での失敗率は、0.1パーセント程度と、ほとんど避妊に成功するということがわかります。実際のところ、避妊薬は国から医薬品としての承認を受けるにあたって、さまざまな臨床試験などを行うものですが、そうした結果でも、ほぼ100パーセント近い成功率が示されており、残りの失敗の事例というのは、避妊薬の飲み忘れが原因になっているということがわかっています。
わが国では避妊薬を入手するにあたって、通常は医師の処方箋が必要とされているため、コンドームにくらべると手軽ではないという欠点はありますが、正しい飲み方をする限りにおいては、避妊薬の効果は絶大であり、最近では利用する女性も多くなってきています。

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